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第6回デバンニング雑学講座

皆さんこんにちは!
龍輝物流、更新担当の中西です。

第4シリーズ:デバンニングの重要性
第6回テーマ:「デバンニング品質向上のためのPDCAサイクル活用法」

デバンニング作業の品質と効率を継続的に高めるには、PDCAサイクル(Plan→Do→Check→Act)の徹底が不可欠です。今回は、各フェーズでの具体的な取り組みポイントをご紹介します♪


1. Plan(計画)―標準作業手順と目標設定

  • 作業標準書の整備

    • 各コンテナタイプ・貨物形状ごとに手順書を作成

    • 安全チェックリスト、作業時間の目安、必要工具・機材を明記

  • KPI(重要業績評価指標)の設定

    • 平均デバンニング時間、貨物破損率、作業員の安全インシデント数など

    • 目標値を数値化し、全員で共有


2. Do(実行)―標準化された作業の徹底

  • 教育・訓練プログラム

    • 新人研修では標準手順のOJTを実施

    • 定期的にリフレッシュ研修を行い、手順のブラッシュアップ

  • 現場モニタリング

    • スーパーバイザーによる巡回チェック

    • モバイル端末でリアルタイムに作業進捗を記録


3. Check(評価)―データ収集と分析

  • 定量データの活用

    • KPIの実績を週次・月次で集計

    • 平均時間や破損率の推移をグラフ化し、傾向を可視化

  • 定性フィードバック

    • 作業員からのヒヤリハット報告や改善提案を定期的にヒアリング

    • 安全ミーティングで事例共有


4. Act(改善)―改善策の実施と標準化

  • 改善ワーキンググループ

    • データとフィードバックをもとに、課題ごとに改善策を検討

    • 例:積み付けパターンの見直し、道具配置の最適化

  • 手順書・マニュアルの更新

    • 改善策を反映し、新たな標準手順としてドキュメント化

    • 全作業員への周知徹底と研修実施


まとめ—PDCAで品質と効率を持続的に向上

  1. Plan:明確な手順書とKPIで目標を設定

  2. Do:教育・巡回で標準作業を徹底

  3. Check:定量・定性データで現状を正確に把握

  4. Act:改善策を迅速に実施し、手順に反映

PDCAサイクルを回し続けることで、デバンニング品質は着実に向上し、物流全体の信頼性と効率化が実現します。龍輝物流では、この手法を現場に定着させるサポートを行っております。ぜひ一緒に次世代のデバンニングを目指しましょう!

詳しくはこちら!

 

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